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理屈ではなく、フィーリングでアニメを見る人。それがおにくやさん。 レトロゲーム大好きなので、そっちの話題もたまにあり。
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仰々しいタイトルをつけましたが、割とどうでもいい話ですw
まあこんな時間に書く記事なんてたいてい内容もろくにない記事なのですが・・


ファミコンが全盛期だった時代、タイトルにある「裏技」っていう言葉がゲームにはつきものでした。
某ゲーム週刊誌にも「禁断の秘技」なんてコーナーもありましたし・・・(今でもあるの?)

私はそろそろ29になろうかという年齢なので、ファミコン全盛期の時代は小学生くらいでした。まあそんな年齢ですから、この「裏技」って物自体にさほど疑問も持たず「すげー!!」って思ってたもんですが・・・
今改めてこの「裏技」ってやつを見返してみると。

たいていの物が、ただのバグなわけですw

中には開発者が意図的に作成したと思われるものもありますが、大半のものはそうでないように思えます。あくまで「思える」だけですが・・・

例えば・・・グラディウス
コナミコマンド(↑↑↓↓←→←→BA)って奴がありますね。これは有名な話だと思いますが、当初これは開発者がデバグテストをする際に使用していたものを発売時に消し忘れたことから始まったものです。
(↑間違った内容だったので修正しました。すまぬ^^;)

例えば・・・ファイナルファンタジー3
なかなか多数のバグを秘めたこのゲームですが・・・アイテム無限増殖、レベル無限増加などいろいろ。

例えば・・・ドラゴンクエスト3
世界樹の葉や変化の杖が何個も取れてしまったりするのも恐らくはバグでしょう。また、夢見るルビーにまつわるすさまじいバグもあったり・・・w



私も中途半端にプログラミング技術をかじったものですので、ゲームのようなプログラムの中からバグを完全に取り去ることは、不可能だということはわかります。そこを攻めるつもりはないのですが・・・
私がここで言いたいことは、最初に「裏技」という言葉でこのバグというマイナス要素をプラスに変えた方の発想力がすばらしいということです。

私は某社業務にてプレイステーション用ゲームの開発に関わったこともありますが、今の企業にはこういった発想の転換があまりないような気がします。バグをバグとしてしか認識せず、そのバグから何かを生み出そうなんて考えは・・・さっぱり。

まあ、バグをバグとしてしか認識できないのはしょうがないかもしれませんが、私が言いたいのは柔軟性にかける開発陣が多いのではないか、ということです。
業界不況のせいもあるでしょうが、最近の開発にはあまり時間的な余裕がありません。人件費削減のためにとにかく短期開発化がすすみ、その結果バグは昔よりもさらに増え・・・と。

しかも最近のゲームは昔(FC時代の頃)のように、簡単には作れなくなりました。
スタッフロールなんかを見ればわかると思いますが、昔のゲームは10人程度の人数で作ってるゲームも少なくありません。もちろん細かいテストや雑用まで含めればもっと多くの人が関わっているでしょうが・・・

現在のゲームでこういったケースはほとんどないと思います。ゲーム機の高性能化に伴い、多くの機能が提供され、しかし人間の能力が進化したわけではないので、ゲーム機に追いつくためには多くの人間の力が必要になり、人件費が増加し、しかもゲーム1本あたりの価格は下がってきている。儲かる要素があまりないですねw

ゲームの制作費はほとんどが人件費でしょうから、やはり利益を上げようとした時にはここを削減する話が始まります。人件費は開発に時間をかければかけるほど増大しますから、当然短期間での開発に向かっていくことになります。そうなれば当然、ゲーム性に対して頭をひねる機会も少なくなるでしょうから、何かゲームがこう薄っぺらくなって行くわけですね。


そんなわけで、私は最近ゲームというものをあまり買わなくなりました。
2ヶ月ほど前にプレイステーション2が壊れたので、新しいのを買いなおしましたが、未だに一度も起動していませんw
無駄に待機電力だけ食ってます。


何かこう、私の完成をくすぐるゲームが発表されないかと、日々アンテナを張り巡らせてはいるのですが・・・
正直残念な状態です。そのおかげで私のブログにはなんだか古いゲームの話題が多いわけですねw


だらだらと長くなりましたが・・・私の言いたいことはひとつ。


外見にばかりこだわってないで中身のあるゲームを作れ!!

ってことです。
ポリゴンとムダに長い動画をやめるだけで、かなりの人員削減が出来るはずなんですよ。
俺にとっては、美麗グラフィックの最近のゲームなんぞより、線画のWizardryのほうが数倍面白い。

時代遅れですか。そうですか。
悲しい時代になったもんじゃ・・・・・(老



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